用意する頭金の金額

用意する頭金の金額

新築一戸建てを購入したいと思うなら、物件の立地や建物の間取りなどを確認するのも大事ですが、資金が用意できなければ話になりません。
多くの人は現金で一括払いをすることが難しいので、住宅ローンを利用することになるでしょう。
そのときに頭金を支払うことで金融機関から融資を受けられることが多いです。
そのときに多く払っておけばそれだけ借入額が減って利息の支払いが少なくなるというメリットもあります。

一般的に住宅ローンで担保を設定するとき、新築一戸建てを購入するときの価格の8割しか評価されません。
ですから頭金は足りない2割を補うのが目安です。ただし、人によっては収入や貯金額が異なりますから、それよりも多いこともあれば少ないこともあります。
適正な金額を計算するためにも、これから子供の養育費や病気や怪我をしたときの備えなど、必要な出費を計算して融通できる金額を算出しなければいけません。
その結果として余裕があるならば、多めに払っておいたほうが後で楽になります。

新築一戸建ての費用で注意しなければならないこと

新築一戸建ての費用で注意しなければならないことが、あります。
新築一戸建ての宣伝文句でチラシなどに1000万円で建てられますなどと書かれているのを見たことがあるでしょう。
そのような言葉を鵜呑みにしてはいけません。
チラシの欄外などに、小さな文字で但し書きが必ず書かれています。
提示されている価格は、建物本体のみの価格だけで他に付随する費用などが含まれていないことがほとんどです。
新築住宅を建てる場合には、建物だけでなく土地の調査を行い地盤補強が必要だと判断されれば補強工事をしなければなりません。
土地や建物の登記にもお金が掛かります。
頭金として幾らか最初に資金を用意する必要がある場合もあります。
建物が完成してもカーテンや電灯など別に購入する必要があることも多いです。
暑い日本の夏を乗り切るには、エアコンも必要でしょう。
そのような住宅の建物本体以外に必要になってくる物に掛かる金額を、考慮しておく必要があります。
後で困ることのないように、初めから住宅ローンの使い道にそのような住宅に付帯する設備に掛かる金額を盛り込んで計画しておくように注意しましょう。